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ラオスで世話になっている、合弁先の会長(63~4歳)の人生は、波乱に富んでいる。 今に受け継がれる会社の創業者である父上('96年没)は、10人ぐらいいる子供たちに、海外で教育を受けさせることを一つの信念としていた。 長子である現会長は、幼少時にヴィエンチャンの対岸、タイのノンカイにある裕福な家に預けられた。その家はベトナム系タイ人で、マナーに厳しい家風だったと言う。高校から先は、英国のロンドンに留学。しかし帰国後に起きた共産クーデターにより、海外で教育を受けたという理由で軍に連行され、左党による再教育キャンプで数年を過ごした。そのときに受けた心の傷は、いまも家族にあまり話したがらないようだ。 まったくの偶然だが、やはり僕が立ち上げたタイ法人の合弁先会長が、この長兄とキャンプで過ごした日系タイ人で、その人の兄はキャンプでの虐待に耐え切れず、釈放前に絶命している。 次男以降、日本、米国、フランスなど、全員異なる国へ留学し、次男は奈良に留学。持ち前の根性で日本の企業で頑張り、奥さんは日本の方だ。現在はバンコクに住み、郊外で大きな部品工場を経営している。 三男は高校から米国に学び、26歳で米国籍を取得し、米軍に20年近く勤務し、数年前に帰国した。米国おける軍人の社会保障は厚遇されており、生涯年金を含め、聞くと羨ましいものがある。 長兄の家はヴィエンチャン市内の閑静な住宅街にあり、父親から受継いだものである。 シンプルで上品な平屋建てで、成金ぽい雰囲気は皆無だ。しかし敷地は広大で、大きな池にはメコン川で捕れた、体長1メートル以上のナマズが何匹も飼われているそうだ。 立派な母屋の並びに離れがあり、その奥に屋根付のガレージがある。何気にガレージに行くと、真っ黒の古い米車が佇んでいた。 これまた渋い、オールズモビルの98(Ninety Eight)である。しかも1949年製の初期型だから、貴重なクルマだ。ナンバープレートも当時のままである。父親が輸入したものを、長男が受継ぎ、保管してある。いつの日かレストアして公道を走らせたいと言っていた。 このコンディションなら、部品さえ調達できれば見事に蘇るだろう。 ぜひとも雄姿を拝見したいものだ。
by bob_jones
| 2007-09-30 03:57
| CAR
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