松本清張先生の刑事ものじゃないけれど、たった1枚の携帯写真からアリバイが崩れることもある。(清張の小説に携帯電話は登場しないだろうが)
ここは上野駅前のシンボルだった「聚楽台」
惜しまれつつ今年の春に閉店したのだった。
「上野発の夜行列車おりたときから~」の主人公は、夜行列車に乗る前にここで食事をしたのかも知れない。
駅前一等地にあるせいか、哀愁がよけいに漂う風景に思わず足を止めた。
子どものときここで祖母と食事したような記憶があるが、昭和30年代のことなので確かではない。
僕は夏休みに息子とアメ横散歩して上野から地下鉄に乗ったのであって、間違っても千束なんかへ足を向けていないのだと言い張ったところで、誰が信じよう。
撮影2008年8月29日