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時代の流れに翻弄されながら、今年もF1とWRCは開催されている。 何とかグリッドに20台を確保したF1は、やむなく撤退したHONDAの部門ごと買い取ったブラウンチームが開幕2連勝という予期せぬ快挙で、ファンの注目を引き戻せたのは幸運と言えそうだ。元々ロス・ブラウンという人は辣腕でならした策士であり、シューマッハーとのコンビは監督だったジャン・トッドとともに黄金時代を築いた、優勝請負人みたいな存在でもある。エンジンがメルセデスでなく、HONDAのままだったら勝てたか、レバタラだけどとても興味がある。 一方、ラリー選手権の最高峰WRCにおいては、メーカー系ワークスの撤退が相次ぎ、シトロエンとフォードの2大メーカーのみがマニュファクチャラーズ得点を獲得する状態になってしまった。 ルールでエンジンの吸入空気量を制限しながら、現在のマシーンは化け物と言われたグループBを上回るトルクを発生するといわれ、これまた怪人と言えるローブの一人舞台と化してしまっている。 自動車少年だった僕にとって、モータースポーツが一番魅力あり、憧れと夢の塊だったのは、1960~70年代で、カーグラフィック(現CG)、Autosports、モーターマガジンの3誌は65年頃から毎号購読するようになり、CGだけまだ続いているから45年目になる。 初めて本物のレースを観戦したのは、1966年富士スピードウエイで開催された「第3回日本グランプリ」で、ワークスのプリンスR380と、滝進太郎駆るポルシェ906(カレラ6)の快音にシビれて以来、年に数度サーキットへ足を運ぶようになった。当時僕はまだ9歳だったが、自動車マニアだった父親の理解があったのは幸運だった。滝さんは僕の家の近所に引っ越してきて、自転車こいでサインをもらいに行ったこともある。 日本グランプリがF2によって開催されるまでの初期は、日本の高度成長期と重なったこともあって、日本国民の夢を乗せていた。ポルシェやローラといった一流「舶来」メーカー対日本のメーカー系ワークスに、タキレーシングのような気合の入ったプライベーターによる三つ巴の戦いは、大いに盛り上がっていた。 近年、F1やWRCに代表される自動車競技は、あまりにハイテクが進んでしまい、僕みたいなアナログなジジイには理解の域を越えてしまっている。いくらルールで縛っても、優秀な開発陣は前年より速いクルマを作りだし、まるで主催者と参加者のイタチごっこみたいだ。 世には僕みたいな「むかしはヨカッタ」系のオジサンも多々おり、日本でも旧車やクラシックカーのイベントがたくさん開催されているようだ。ただ、日本のはクルマを壊さないように大切に扱い、公道での事故なども社会問題の標的にされる気の毒な環境があるのに対し、ヨーロッパでは古いクルマを全開でガンガン走らせるという、超ウラヤマシ~競技が行われている。 例えば、もっとも伝統あるラリー競技といわれる「モンテカルロラリー」には、本戦の一週間後に、クルマの年齢が30歳以上という条件の、モンテカルロ・ヒストリック(フランス読みはイストリック?)なんて素晴しいのがある。イタリアの「ミッレ・ミリア」などと並んで、死ぬまでに一度は見に行ってみたい夢のイベントである。 下の写真はモンテカルロラリーとF1のモナコGPを主催する、モナコ自動車協会公式HPにあった、今年のヒストリックラリーの、たぶんスタート前の風景だ。300台を軽く超える参加車たちは、どれも1979年か以前に作られたもので、日本からも栄光の240ZやRX-7、セリカ、カローラといった、実際にモンテに参戦した車両も持ち込まれたようだ。 この広場に並んだクルマたちを見ているだけでも、僕が夢見た憧れがたくさんいる。シワが薄くなり記憶が忘却になりつつある脳みそにムチを入れても、思いだせない、またはわからないクルマもある。 手前、前方を向いている赤い車両は、ランチア・フルビアHFだ。狭角のV4という変わったエンジンで前輪を駆動する美しいクーペは、モナコ仕様のミニカーを3台くらい持っていた。 左列手前から、この赤いクルマはわからないぞ。誰か分かったら教えて下さい。次の白いのはポルシェ914。ここからではワーゲンのフラット4か、ご本家の水対6発を積んだ914/6か見分けがつかない。バンパー形状からして前期型のようだ。次のサファリブラウンみたいな大きいクーペはアウディ100だと思う。三格窓の角度がそんなように見える。次のオレンジ色は、わかんないなあ。オーバーハングの形からルノー5かも知れない。次の白いスポーツカーはルノーアルピーヌA310だ。伝説の110より高性能かも知れないけれど、モンテと言えば前任の110(もちろんフレンチブルー)なんだけどね。その向こうの赤いのは、老眼なので勘弁して下さい・・。 右手前、これは難解だぞ。すごく平凡なデザインの横顔。クイズ番組だったら「NSUの1000」と答えるだろう。ヴァンケルではないです。次の黄色いのはサーブ96。フェンダーの変てこなキャラクターラインが面白い。サーブは経営難に陥ってしまったが、近年のモデルはどれも魅力に欠け、99にあった立ち気味のフロントウインドウとか、サーブならではの個性がなくなってしまっていた。その次のオレンジ色のポルシェ911は、73年以前のナローであることしか判別できない。バンパーオーバーライダーがあれば912とかの線もあるが、当時はナナサンカレラでもウインドウモールがメッキだったから、ヒップを見ないと分からない。72~73年モデルの場合は、バンパー下のアゴが丸ければ911EかT、小さなリップスポイラーならSと言えるが写真ではわからない。911は、110と並んで、モンテにおける歴代の「顔」である。もちろん、パディ・ホップカークのミニクーパーSも。次の赤は対面にもあった310。ホイールは、フランス製マグのゴッティのようだ。わかったのはここまで。 参加車両リストやギャラリーを眺めると、ため息のでるクルマたちのオンパレードだ。ゴルディーニ8、DS19、21(個人的には絶対に19!)といったダブルシェブロンのサルーン、MGやヒーリー、もう宝の山としか言いようがない。こんな貴重なクルマたちを、峠に持ち込んで全開でぶっ飛ばすって言うんだから、ヨーロッパのお金持ちマニアはすごいし、このような魅力的イベントを開くオーガナイザーと、それを認める市政があり、こういうのを本当の「大人のイベント」と言うんだろうな。
by bob_jones
| 2009-04-16 19:12
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