人類も犬も猫もみな友だち
カテゴリ
犬の思い出 犬の声 アフリカ Music テレビ雑感 童話?? MY LIFE THAI LIFE 友達 FAMILY CAR GOLF アルチュー人生 お仕事 Vietnam 中学2年E組 LAO 残念 働くジドーシャ 清い心 ミャンマー 以前の記事
2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 最新のトラックバック
タグ
タイ(23)
赤シャツ(13) お仕事(9) 胆石(6) ラオス(5) 残念(4) 網膜剥離手術(4) 健康に感謝(3) ウレピ―(3) ボビー君(2) イサーン(2) 合掌(1) CG(1) NAVI(1) ショッピング(1) 寺(1) 新入生(1) 日記(1) 入院(1) 野球(1) その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
バンコクはけっこう火事が多く、一旦燃えると焼失面積がでかくなるようだ。定期的?に火事があるのがスラムで、クロントイ港(バンコク市内のメインポート)周辺のスラム街では、恒例行事のようになっている。 スラムの火事は廃材を使ったバラックが燃えるので、あっという間に炎が上がり、消防活動が始まる頃には広大な面積が焼け野原と化している。 土曜の晩も近所で火事があった。会社が契約している倉庫で、2件の顧客の高価な貨物が保管されていた。 私が知ったのは日曜の早朝、ゴルフに行く途中だった。すぐに会社の者に連絡し、状況を確認してもらった。(彼は現場に急行し、そこから実況電話してきた) 「4棟並んだ倉庫のうち奥の2棟が焼けて何も残っていません・・・」 こりゃマズイことになったぞ。短期の保管だから貨物保険も掛かっていないし、明日の月曜日が思いやれるな。あとは預かった貨物が被害のない2棟にあることを祈るばかり。 昼頃になって、両方とも無事であることが確認された。心底ほっとした。 バンコクに住んでいて、不安に思うのが救急体制。日本のように、救急車や消防車が電話一本で急行してくれるわけではない。消防署はあるけれど数は少ないし、救急車は病院が運行管理しているので、急病になったら自分で病院を探して電話しなくてはならない。しかも救急車が来る保証はない。 火事も恐ろしい。消防車の型は古いし、土曜日の倉庫の消火では、散水ホースが穴だらけであちこちから水がピューピュー飛び出していたそうだ。 渋滞も大きなネックである。バンコクの渋滞は世界最悪と言われており、慢性化した渋滞のなかでスタックする救急車は日常の光景だ。渋滞のせいで助かる命を落とした急患も大勢いるのではと心配になる。 数年前、タニヤ通りという日本人向けカラオケクラブが立ち並ぶ界隈で小火騒ぎに出くわした。酔って通りを歩いていると人垣ができて赤い回転灯がまぶしい。 野次馬のタイ人に尋ねると、カラオケの雑居ビルで漏電による出火だそうだ。場所を移動して見ると、ビルの壁から煙と火花が散っている。タイの電線事情は惨憺たるもので、からまった糸のように電線が張り巡らされ、それを粗末な電柱が支えている。なにも起きないほうが不思議なくらいだ。 その小火の現場では、色々な人が入り乱れて、口論のようになっている。Tシャツ姿の消防隊のアンちゃんは、暴力事件の当事者みたいな血相でナイトクラブのママさんを罵っている。 小火が起きたビルの一階は、馴染みと言うほどじゃないが知っている店だった。その店特有のバティック織りのドレス姿のホステスさんが何人も口論を見守っている。といっても、女の子たちの表情は、火事の当事者にしては楽しそうに、ニコニコ笑っている。 知っているホステスさんがいたので訊くと「消防車が来たけど5000バーツ払わないと消火しないって言ってるんです」 酔った私は、一瞬彼女の言っている意味が理解できなかったが、消防車が金を要求するなんて、そのとき初めて知った。 しかし火を消さなくては危ないよね、私は彼女に言った。 「ママさんが言うには、出火の責任はウチの店にないんだそうです。電線とか建物は大家の責任だって」 あのぉ~、そういう問題なの?これ。だって目の前で火花が出てるじゃないの。 そのとき、私は四十を過ぎていたと思う。海外生活も10年をとっくに超えていた。だけど、まだまだケツが青いね>自分と思った。
by bob_jones
| 2005-09-05 18:06
| THAI LIFE
|
ファン申請 |
||