ヴィエンチャンまで500キロ、舗装された片側一車線の国道を突っ走れば、2度の休憩を入れても6時間半の道のりだ。早めに昼を食べて出発し、7時ごろに到着して、川沿いの南仏料理屋で白ワインとサラダで・・・・・・と、昨夜から考えていた。
それには、現地の仕事を片付けるのが条件だけど、相手はマイペースをかたくなに守る地方のお役人さんなのが心配の種だった。
いやな予感は的中し、なんたることか、仕事に区切りがついたのは午後3時すぎ。近所の食堂で、タイやラオスでは定番の、豚肉バシル炒めぶっかけご飯をかっ込んで出発。
途中、突然の強いスコールに遭遇し1時間の休憩、真っ暗の国道には牛が寝っころがっていたり、平均速度は落ちるばかり。
山賊や反政府ゲリラに襲われることなく、どうにか首都に着いたときは11時半になっていた。
目指せ白ワイン! は、あっけなく「ハイ!それまぁでぇよ」となってしまった。
おやすみなさい・・・。