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タイ東北部の都市ウドンタニ郊外にある野外レストランで、ラオスの副社長と食事をしていた。 イサーンと呼ばれるタイの東北部は、乾季で涼しく快適だ。 スイングの水割りでほろ酔いのころ、一人の若い白人女性が何かを手に僕の傍らにやってきた。 手にたくさんのキーホルダーをぶら下げ、空いた方の手にA4ぐらいのプラカードを持っている。 「あなたの親切が私たちを救います。1個60バーツ。」みたいなことが書かれている。 なんだと思いきや、その女性はろうあ者であった。 手話を交えたジェスチャーで、キーホルダーを買ってくれと訴えているのであった。 中部国境から4時間も運転してきた疲れと、ウイスキーの酔いで、僕は副社長のぶんと2個のキーホルダーを買った。二人が好きなバイクの形に削られたものを選んだ。 副社長は僕より5つ年上のラオス系アメリカ人である。ラオスに共産革命が起きる直前、高校を出てアメリカに留学し、国からの仕送りが途絶えたあと苦学して米国籍を取得した。彼と12人の兄弟、そして両親の人生は波乱万丈で、立派な本になりそうである。 今夜はおとなしく帰って寝るか、この前行ったホテルのカフェに寄っていくか、でも寄ると午前様だよねなんて笑いながら話していると、また別の、今度はタイ人であろうアジア系の女性がきた。 同じようにキーホルダーとプラカードを両手に持っている。 僕は、さっき買ったバイクのキーホルダーを見せて、もういらないよと態度で示した。 「おいボブさん、見ろよ、ほかにもいるよ。変だよね。ハハハ」と相棒が言うので後ろを振り向くと、少なくとも3人の女の子がテーブルを回ってキーホルダーを売り歩いている。全員ろうあ者である。 みんな元気で楽しそうなのだ。身体に障害をもった人の暗さが感じられない。 僕は酔った頭で言った。 「あの人たち本当にろうあ者かな?」 相棒は言った。 「わかんないなあ。妙に元気だよな。ひょっとして、角を曲がったところで稼ぎを話し合っていたりして。アハハハハ」 「今夜カラオケに行って彼女たちに会ったら笑っちゃうよね。ハハハ」 不謹慎だと思うけど、タイはあの手この手があるからねえ。
by bob_jones
| 2008-02-25 18:49
| THAI LIFE
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